本日行われた新党「たちあがれ日本」の結成会見のことです。
インターネット新聞の記者が
「みんなの党は人気がある。公務員改革というわかりやすい目標がある」と発言しました。
非常に主観的な発言ですが、これに対して藤井孝男が非常にわかりやすい答えを返しました。
みんなの党は「公務員改革」ということをメインに言っています。
それ自体は何の問題もありません。
しかし、
「公務員改革」1本というのが問題なのです。過去に似たようなことがありましたね?
そう、
小泉純一郎の「郵政改革」です。小泉純一郎の「郵政改革」はそれだけのために解散し、選挙を行いました。
これはある意味スゴイですが異常とも言えます。
小泉政権はポピュリズム(大衆迎合主義)そのものでした。
渡辺喜美はどうも小泉純一郎の真似事をしようとしているようにしか見えません。
そうなれば、
みんなの党もポピュリズムなのです。しかし、みんなの党は野党でしかも人数も少ない。
だからこそ、どこかの党と連携しなければならないのです。
結果、
国家公務員法等改正案は自民党とみんなの党の共同提出になりました。あれだけ批判していた自民党の力を借りたのです。
新党のたちあがれ日本には
「第二自民党だ。」などと言っておきながら、結局はみんなの党は自民党がなければ法案すらまともに提出できないのです。
みんなの党こそ第二自民党なのです。国民も民主党の最低の政治を見て学習したと思います。
「流れ」で投票してはダメなのです。去年の衆院選も民主党の受けのいいマニフェストに多くの国民が騙されました。
ポピュリズム政権はまず成功しません。
小泉政権は異例であり、他の人気取り政権は間違いなく崩壊しています。
もちろん、人気取り政党もです。
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