ＴＰＰルール　主張困難　米「参加承認に半年」

＞　環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉について、米通商代表部（ＵＳＴＲ）の高官が、日本の参加を認めるには米政府・議会の非公式な事前協議が必要で、参加決定に時間がかかるため「受け入れが困難になりつつある」との認識を示していたことが、日本政府の内部文書で分かった。

まず、このような内部文書を公開しなかった政府が問題です。
国民に情報を隠蔽してTPPに参加しようとしているのです。
説明責任はあります。

本題ですが、アメリカの言い分としては「TPPへの参加を表明してもすぐには参加できないよ。半年はかかる」ということです。
今から半年もすればTPPのルールは100%決まります。
早い話は、今日からTPP参加表明したとしても日本はTPPのルール作成には携われないのです。
とっくにタイムオーバーだったのです。

みんなの党の江田憲司はずっとTPP推進の理由として「ルールメーカーになればいい」と言っていました。
しかし、この理論は完全に通用しないことが証明されました。
TPP推進派の柱の１つでもあった「ルール作成への参加」はもう無理なのです。

江田憲司はどのように言い訳するのでしょうか？

本日のTVタックルではTPPを取り上げていました。
TPPの説明に関しては「哲っちゃん」こと宮崎哲弥が解説していました。

そして、TPP推進派である江田憲司の意見は全て論破されていました。
それもそのはず、「TPPは途中離脱できないということは考えにくい」などといった個人の感想を話していただけだからです。
そもそも殆ど存在しないTPPのメリットですが、それすらも満足に説明できていませんでした。

そして、江田憲司は衝撃の発言を行いました。
「日本は貿易立国」と発言したのです。
この発言は即座に宮崎哲弥に否定されました。
江田憲司の底が知れた瞬間です。

今回の放送によって、何となくみんなの党を支持していた人たちは目が覚めたでしょう。

ＴＰＰへの疑問、懸念に答える・・・①ＴＰＰは米国の陰謀、日本狙いうちの輸出倍増策だ

最初に江田憲司のブログのタイトルを見て笑ってしまいました。
懸命に答えると言いながら、1回目が陰謀論です。

このブログを見ている人であれば、TPPは農業だけの問題ではないことは知っているはずです。
しかし、江田憲司はなぜか農業のみのような論調です。
その証拠にTPP参加で懸念されている「医療」という言葉はこのブログの記事には一回も出てきません。

みんなの党は元々は自民党と民主党の余り者議員の寄せ集めなので軸がないのは当然です。
しかし、党首の渡辺喜美は媚米です。
アメリカの大きな利益となる日本のTPP参加を推すのは当然かもしれません。

しかし、あれだけ「民主党と自民党は一緒」と言っていたみんなの党。
今では民主党と全く色が変わらなくなりました。

…いや、元から一緒でしたけどね。

2011年8月30日、参議院の首班指名で白票を投じたみんなの党 - みんなの党 研究所

首班指名でみんなの党の正体がバレました。
キャスティングボードを握っていると言いたいがために、参議院で白票を投じたのです。

日本の復興を担う首相を決める首班指名で、みんなの党は党の宣伝を優先したのです。
しかも、党首である渡辺喜美が自慢げなのです。
百害あって一利なしの政党です。

福岡県知事選　みんなの党、武田鉄矢氏に出馬要請？

みんなの党は結党当初はタレント候補を擁立する姿勢を批判していました。
今では、他党よりもタレント候補を擁立しようとしています。
みんなの党は本当にブレる政党です。

福岡県民は怒っていいと思います。
武田鉄矢がどうこうではなく、政治へ関心が高まる中にタレント候補を擁立しようとするみんなの党は「みんな」を見ていません。