9日、内閣不信任案、否決されました。
正直、100%否決されると分かっていたことです。
まず、今回の不信任案は自民・公明が賛成に回っても可決に届きませんでした。
民主党から造反者が出ないと可決されないという、あまりにも狭き門だったのです。
そして、消費税増税に強固に賛成だった公明党が賛成に回る可能性はゼロでした。
今回の内閣不信任案の主な目的は「内閣を不信任すること」ではなく「自民党を揺さぶること」だったのです。その証拠に、提出した野党が自民党を説得した形跡がまったくありません。
江田憲司に関しては
野党7党で野田内閣不信任案提出へ・・・さあどうする!自民党という記事をブログに書いています。
これはみんなの党のお得意の自民党と民主党をワンパッケージにする手法の布石です。ですが、この内閣不信任案は「いろいろ」失敗でした。
まず、世間はオリンピックへ関心が向いており内閣不信任案に関心がなかったこと(さすがに可決はないとわかっていたでしょうし)。
そして、増税以上に大きな問題が起きています。
李明博の竹島上陸です。今回の内閣不信任案はパフォーマンスの色が強かったのですが、見事に消えてなくなりました。
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