内閣支持21%、最低に=民主も続落7%-時事世論調査上記リンクの図を見ると分かりますが、
7月時点でみんなの党の支持率は共産党よりも低いです。「第3局」と言われていたみんなの党はなぜここまで支持がなくなったのでしょうか?
それは民主・自民以外の政党を見るとわかります。
共産党の場合、脱原発で確実に支持を得てきています。
脱原発の老舗である共産党は言い方は悪いですが、今はチャンスです。
たちあがれ日本は微量ですが支持を得てきています。
おそらく、尖閣諸島関係のことで石原慎太郎と「保守」が注目され始めたからでしょう。
上記2つの政党の共通点は
「ブレない」ということです。
ブレなければ、思想が一致する人たちは必ず支持してくれます。
逆にブレれば、支持していた人たちが離れて党の信用もなくなります。
みんなの党はとにかく、これといった軸を持たない政党です。脱原発も後乗りで、さすがに脱原発派でもみんなの党を信用している人は少ないです。
明らかに流れに乗ろうとしただけでパフォーマンスです。
そして、
上記2政党とみんなの党の大きな違いは「党首がペラペラ喋るか・喋れないか」です。党首の言葉は党の言葉です。
だから、軽々しい発言はできないはずなのです。
共産党の志位和夫とたちあがれ日本の平沼赳夫はまず不要な発言はしません。
メディア露出も選挙前くらいです。
一方、みんなの党の渡辺善美はどうでもいい発言ばかりします。
とにかく、民主党と自民党を批判するために何にでも首を突っ込んで発言します。
そして、結果的に言葉が軽くなっていったのです。
みんなの党は自分たちだけでは無理だと悟ったのか、最近は大阪維新の会への媚売りに必死です。
もはや政党単体としては価値をなくしています。
みんなの党の支持がなくなったのは、みんなの党のせいなのです。
当たり前ですが。